研修・教育について
ABOUT EDUCATION AND TRAINIING
教育方針
患者さまの立場に立って、患者さま中心に物事を考え、患者さまに応じた看護ができる看護師の育成を目指す。
安心、安全な看護ケアを実践する為に、専門的知識、技術を習得し、看護倫理に基づいて患者さまの生命、人権を尊重できる看護師、医療チームの一員としての役割を遂行できる看護師の育成を目指す。
教育目標
次の目標に向かって、個人の成長、能力に応じて総合的、段階的に支援します。
- 急性期・慢性期医療に対応した看護実践能力を習得し、実践できる看護師を育成する。
- チーム医療の中で看護職として専門性を発揮できる看護師を育成する。
- 専門職として常に自己研鑽し、研究的視点を持って看護を実践できる看護師を育成する。
教育・研修
看護部では学研ナーシングサポートのeラーニングを活用し、基礎習得レベルから主任レベルまで、レベル別、職種別に年間を通してカリキュラムを組んで実施しています。
また、毎月テーマを決め、各病棟で勉強会を行っています。
さらに外部研修や研究発表にも積極的に参加できる環境を整え、キャリアアップをサポートしています。
病棟勉強会実績(2022年度)
- 4月
- 転倒予防
- 褥瘡対策
- 5月
- 排泄自立支援
- 急変時の対応について
- 6月
- ストレス緩和について
- リハビリ看護
- 7月
- 高次機能障害について
- 他職種との連携について
- 8月
- 褥瘡の治療
- 効果的なコミュニケーション
- 9月
- 認知症について
- FIMについて
- 10月
- 病棟リハビリと看護
- 失語症
- 11月
- 失語症への看護
- 転倒予防
- 12月
- 嚥下機能評価
- 退院支援
- 1月
- ICFの活用方法
- 排尿管理
- 2月
- 頭部外傷について
- 離床について
- 3月
- 接遇とコミュニケーション
- 高次脳機能障害
外部研修受講実績(2022年度)
- 看護中間管理者研修Ⅰ(主任コース) 一般社団法人京都私立病院協会
- 看護リーダーシップ研修(中堅コース) 一般社団法人京都私立病院協会
- 認定看護管理者教育課程「ファーストレベル」 公益社団法人京都府看護協会
- 認定看護管理者教育課程「セカンドレベル」 公益社団法人京都府看護協会
- 医療安全管理者養成研修 公益社団法人京都府看護協会
- 回復期リハビリテーション看護師認定コース
一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会
カンファレンスのあり方を見直し、看護介入や退院支援に生かせる環境づくり
「ICF導入によりプライマリー看護師がカンファレンスに参加する取り組み」
看護研究発表実績
- 2021年度
京都病院学会(一般社団法人京都私立病院協会主催)
「認知症患者対応の意識変化へのとりくみ」~ユマニチュードのケア技法を用いて~
看護部の委員会活動
看護部では看護の質の向上を目指して各委員会を設置し、定期的に活動を行っています。
- 褥瘡委員会
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褥瘡に関する情報を分析、検討し、看護部における予防対策研修や教育、啓発活動につなげています。
スタッフの褥瘡に対する意識を高められるような取り組みを考え、他職種と連携して院内の褥瘡発生ゼロを目指します。 - 感染委員会
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感染対策および看護部スタッフの教育、指導、啓蒙活動を行います。部署によって感染対策に違いが出ないように、感染対策の統一を目指しています。
取り組みの一例として、委員メンバーがラウンドを実施して評価、啓発をするとともに、手指消毒液の使用量調査を行うことで手指衛生のタイミングを統一できるようにしています。 - 医療安全委員会
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医療事故を防止し、安心、安全な看護ケアの提供が行えるよう、インシデント・アクシデント報告の分析、検証、具体的再発防止策の検討を行い、他部署と情報を共有します。
また、勉強会などの学びの機会を設け、医療安全の意識高揚を図っています。 - 教育委員会
- 看護部の教育目標に基づいて、地域包括ケアシステムの中で活躍できる看護師の育成を目指し、看護部全体の教育体制の整備、教育および研修の立案、管理などを行います。
- 記録委員会
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看護記録の質の向上のために、日々の記録の監査や看護記録に関する勉強会を行います。
多職種で患者情報が共有できる、個別性のある看護記録を目指します。 - 業務委員会
- 医療の質向上と安全確保の観点から、スタッフが働きやすい職場作りを目指し、環境整備を行っています。
- 倫理委員会
-
患者さまおよび病院で働くスタッフを大切にし、働きやすい関係性を築いていくことを目指しています。
また、看護倫理に関する研修、教育、症例検討会を実施しています。